こんにちは!海外旅行の便利情報をお届けするHOW TO TRAVELです。この記事では長期間の旅行の際にホテルのサービスやコインランドリーを使用せずに洗濯を行う方法やおすすめグッズについて紹介しています。
長期の旅行の際、衣類はどうしていますか?日数分持っていくことが出来れば、それに越したことはありませんが、荷物制限を考えると現実的ではありませんよね。
現地で洗濯をするとなると、
- ホテルのランドリーサービス
- コインランドリー
- 部屋で手洗い
の3つの手段があり、下の表のように時間や料金で自分に最適なものを選ぶことが出来ます。
メリット |
デメリット |
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ホテルのランドリーサービス |
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コインランドリー |
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部屋で手洗い |
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この中から、今回は「手洗い」に焦点を当てて、私が1ヶ月半の長期海外旅行の中で行っていた洗濯方法と、おすすめグッズを紹介していきます。今後長期の旅行をする可能性のある方は是非参考にしてみてください。
私の洗濯事情
まずは、私の実際の洗濯事情をお伝えしたいと思います。
期間 |
1ヶ月半 |
場所 |
ヨーロッパ9カ国 |
時期 |
5~6月 |
季節は春夏で、ニットやコートなどの嵩張る衣類ではなく、半袖Tシャツか薄手の長袖がメインでした。手洗いが主でしたが、それにこだわっていたわけではないので、近くに評価の高いコインランドリーがあった際やまとまった時間を確保できる際は利用しており、1ヶ月半の中で3度ホテルや付近のランドリーを利用しました。
下着や上のTシャツは手洗いで問題無いのですが、長ズボンはホテルの洗面所で洗うのが大変なので、溜めておいて適宜ランドリーを利用するといったように使い分けるとストレスもたまりません。
部屋での手洗いは最初は面倒に感じるかもしれませんが、下着や靴下などの小物類は簡単、Tシャツもコツを掴んでしまえば5分ほどで済ますことができ、選択のために部屋を出たり別の場所で時間を潰す必要もないので、また利用したいと感じるほどでした。
おすすめグッズ
次にホテルで手洗いを行う際に役立つおすすめグッズを紹介します。国にもよりますが、日本の百均のように安価で質の高い道具が手に入る場所はそうそう無いので、手洗いを検討しているのであれば日本から持っていくことをおすすめします。
洗面器
私は、海外あるあるの位置が変えられないシャワーだと体の隅々まで洗えた気がしないので、洗濯の必要のない短期旅でも小さめサイズの洗面器を持ち歩いています。
手洗いで洗濯を行うときに、最初は洗った洗面台で直接行ったり、ビニール袋に入れて揉んだり、色々試してみたのですが、持ち合わせていた洗面器が衛生面と快適さ共に大優勝でした。
「洗濯のために荷物を増やしたくない!」という方も多いと思うのですが、スーツケースに入れた際に中にも物が詰められるので案外かさばりません。
液体洗剤
たまに、重量の関係で粉洗剤をおすすめしている方もいらっしゃいますが、個人的には液体をオススメします。
理由は「水質の違い」。手洗いでは難しそうな衣類を洗いたい時や乾燥まで短時間で済ませたい時に、ローカルなコインランドリーを2回ほど使用しました。洗剤を持っているかどうかを入り口で問われるのですが、その際に店主の方に言われたこと。
「日本の粉洗剤は日本の水質に合わせて作られていて溶けないから買った方がいいよ」
これだけ聞くとセールストークのようにも思えますが、フランスで滞在させてもらった日本人のお宅でも同じことを言われました。何かしらトラブルの経験があるのかもしれませんね。
私は洗剤を購入したフランスのスーパーに粉洗剤がなかったので、意図した訳ではなかったのですが液体洗剤を持参していました。水質関係なく手洗いの際に水に馴染みやすいし、楽だと感じたので、重量に関して特別な理由がないのであれば液体洗剤を持っていく方がいいと思われます。
価格:715円 |
こちらの洗剤は軟水硬水どちらにも対応。日本で買っていた方が安く済みます。
シアートップス
「実用性を重視したいけどおしゃれも諦めたくない、、、」という悩める女の子におすすめなのがシアートップス。なぜかというと圧倒的に乾きやすい&かさばらないからです。
1ヶ月半ヨーロッパを旅行していた際の衣類は、洗濯が海外の洗濯機もしくは手洗いになる前提で選択していたので、機能性を重視しユニクロ商品で統一していました。しかしながら、写真を撮るのも楽しみの1つ。柄物も取り入れたい、、と試行錯誤した結果辿り着いたのがシアートップス。
めっちゃ可愛くないですか?私はSHIENで購入しました!こんなに機能性全く気にしてませんっていう雰囲気醸し出しながら、夜洗って次の日の朝にはパッキングしなくちゃならない鬼スケジュールにも余裕で対応できます。(バスタオルで水分とってから干せば1-2時間で乾く)
容量もクリアファイルや下着1枚分くらいの幅しか取らないのでぜひ取り入れてみてください。
折りたたみ可能な下着・靴下用のハンガー
百均で様々な形状、サイズのものが売っています。普通のハンガーはホテルに2〜3個備え付けられていますが、下着類を干す場所に迷うので荷物に余裕があれば持っていくと快適です。(荷物を減らしたければ先述した洗面器の縁などで代替できます)
ドライヤー(ホテルにあればOK)
そろそろパッキングしなくちゃいけないのに微妙に乾いていない、、、時の救世主であり最終手段です。ホテル最終日あるあるですね。
もちろんホテルに用意があれば持ち歩く必要はないのですが、海外のホテルにはドライヤーが備え付けていないことがよくあります。洗濯以前の問題ですが、ぜひ日本にいる間に備品をチェックしておくことをお勧めします。
もしなかった場合は「海外対応 コンパクト」と調べると3000円前後のドライヤーが多くありますよ。
コイズミ|KOIZUMI ヘアードライヤー [国内・海外対応] ビビッドピンク KDD-0017[KDD0017VP] 価格:3,600円 |
洗濯方法
次に洗濯方法をお伝えします。日本にいると中々手洗いで洗濯する機会はないですよね。折角なので、昔の人の凄さを感じながら、これも非日常体験と考えて楽しんでみましょう!
①洗面器もしくは流し台に水を張る
まずは水を張ります。この際、備え付けの流し台を使用するのであれば、衛生的に洗面台を下洗いもしくは消毒しておくことをおすすめします。
水はぬるま湯(体温くらいの温度)が汚れを落とすのにも洗剤を溶かすのにも最適です。
②洗剤を溶かす
衣類を入れる前に洗剤を溶かしておきます。狭い洗面器、洗面台で行うので衣類を入れてから洗剤を完全に溶かし切るのが難しいためです。
水と洗剤の比は洗剤の種類によります。裏面の表示に応じて入れましょう。海外のもので表示が解読できない場合は徐々に増やしていきましょう。
③洗いたい衣類を入れる
洗う衣類を入れます。洗面器のサイズにもよりますが、一気に入れると洗いにくいです。もみ洗いができる程度の量にしましょう。
Tシャツなどは畳んで入れ、押し洗いするのがおすすめです。
④洗う&濯ぐ
洗いと濯ぎを繰り返します。衣類によっては洗い方に注意が必要な場合があるので(ワイヤー入りの下着など)、気になる場合は洗い方を検索するのもいいかもしれません。
私がここで気をつけていたのは濯ぎの過程です。洗剤が残ってしまうと、かえって肌トラブルの原因になるので濯ぎ残しがないように入念に行います。
⑤ホテルのバスタオルで脱水する
洗い終えた洗濯物をそのまま干してしまうと、乾くまでにかかる時間が増えるだけでなく、地面に水溜りができてしまいホテルに迷惑をかけてしまいます。ホテル備え付けのバスタオルで水気を取ってから干しましょう。
ホテルのバスタオルを予め余分にもらえるか聞いておくと安心ですね。
まとめ
以上が私の洗濯事情、おすすめグッズでした。
海外での長期旅行に限らず、国内旅行や出張の際に参考にしていただけると幸いです。もし本記事に関して質問がありましたら、Twitter(
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