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【2023年越し】伊勢神宮で新年を!元地元民が混雑状況やおすすめの交通手段とアクセスを紹介

伊勢神宮

皆さんこんにちは。HOW TO TRAVELです。今年も残すところあと1日。新年をどこで迎えるかもう予定は決まりましたか?

今回は、伊勢神宮での年越しや初詣をお考えの方に向けて、おすすめの交通手段や時間帯を紹介していきます。私は前に伊勢に住んでいたことがあり、その間、自家用車、電車、バス全ての手段で伊勢神宮での年越しを経験しました。今年の公式情報も踏まえつつ解説していくので、ぜひお役立てください。

 

お正月の参拝時間について

新年の伊勢神宮の様子

公式HPによると2022年から2023年にかけての年越し、また正月期間の参拝時間は以下の通りです。

 

12月31日(土)

午前5時から終日

1月1日(日)〜4日(水)

終日

1月5日(木)

午前0時から午後8時

1月6日(金)〜8日(日)

午前5時から午後8時

1月9日(月)以降

通常の参拝時間(午前5時から午後6時)

 

こちらの参拝時間については、内宮だけでなく外宮や別宮も同様になっています。

おかげ横丁・おはらい町の営業時間について

五十鈴川写真

伊勢神宮の内宮といえば、おはらい町も外せません。普段は17時ごろに営業を終了するおかげ横丁ですが、大晦日、元旦には以下の店舗が特別夜間営業を行います。

 

飲食店

ふくすけ

22:00~4:00

団五郎茶屋

22:00~4:00

豚捨(テイクアウト)

22:00~4:00

海老丸

22:00~4:00

横丁そば小西湖

22:00~4:00

すし久

22:00~4:00

だんご屋

22:00~4:00

伊勢角屋麦酒

22:00~4:00

名産品・お土産(食べ物)

伊勢路名産味の館

22:00~4:00

伊勢萬 内宮前酒造場

22:00~4:00

名産品・お土産(工芸品)

おみやげや

22:00~4:00

灯りの店

22:00~4:00

もめんや藍

22:00~4:00

屋台

22:00~4:00

うまいもん屋台(五十鈴川茶屋本店前エリア)

22:00~4:00

ゑびす屋台(おかげ横丁常夜灯裏〜太鼓櫓エリア)

22:00~4:00

豚捨のコロッケや伊勢うどんのふくすけ、伊勢クラフトビールで有名な角屋麦酒が営業しているので、ほぼ普段通りの楽しみ方ができるかと思います。

新型コロナウイルスにより中止となる諸行事

巫女

2020年の年越し以降、下記の行事は中止が続いています。公式HPによると2023年の年越しにおいても残念ながら取り止めが決定したようです。

  • 神酒の授与(内宮・外宮・瀧原宮伊雑宮
  • 甘酒の授与(内宮)
  • 湯茶の接待(内宮・外宮)

年末参拝の移動手段について

公共交通機関写真

次に年末年始の伊勢神宮内宮までの交通手段について、交通手段別に解説していきます。

電車での移動

伊勢神宮内宮の最寄駅は五十鈴川駅です。近鉄では大晦日から元旦にかけて終夜運転を実施することを発表しており、運転計画については以下のようになっています。

 

終夜運転に「ひのとり」で運転する臨時特急列車の時刻

①大阪 ⇔ 伊勢方面 

大阪難波駅発 0:00、1:00、2:00

 五十鈴川駅発 2:35、3:35、4:08

②名古屋 ⇔ 伊勢方面 

近鉄名古屋駅発 0:00、1:00、2:00 

五十鈴川駅発 2:04、3:04、4:04

終夜運転に「ならしかトレイン」で運転する臨時普通列車の時刻

大阪難波駅東花園駅近鉄奈良駅 

大阪難波駅発 0:40、2:42、4:52(東花園行き)

近鉄奈良東花園駅大阪難波駅 

近鉄奈良駅発 1:43、3:53 東花園駅発 0:13

増便数や詳細については近鉄公式HPをご覧ください。

電車移動のメリット

電車移動のメリットはきっちり時間が決まっており、よっぽどのことがない限り計画通り行って帰ることができることです。私は昨年電車での参拝を経験しましたが、思っていたほどの混雑はなく、予定通り帰宅することができました。

また、名古屋や大阪からお越しの方は、後ほど紹介するバスを利用したとしても、一駅先の伊勢市駅から再度電車を利用する必要があるので、乗り換えの手間が省けるという点でもオススメです。

電車移動のデメリット

電車移動のデメリットはなんと言っても駅が遠いことです。五十鈴川駅伊勢神宮内宮は3キロほど離れているため、最寄駅というワードが相応しくありません。3キロのうち1キロほどはおかげ横丁なので、楽しく通過することができ、個人的には歩けないことはない距離だと思うのですが、歩くのが嫌いな人は内宮前から近鉄五十鈴川駅前菅野臨時バスを利用しましょう。

バスでの移動

三重交通では大晦日の21:30から元旦の8時ごろまで「外宮前〜内宮前間」と「近鉄五十鈴川駅前〜内宮前間」で臨時バスを運行することを発表しています。

公式HPに「伊勢市駅前・近鉄宇治山田駅前からの臨時バスの運行はございません。」という記載がありますが、外宮と伊勢市駅宇治山田駅はそれほど離れていないので問題ありません

料金は外宮前・近鉄宇治山田駅前~内宮前館が440円、近鉄五十鈴川駅前~内宮前間が230円です。

詳細については三重交通公式HPをご覧ください。

バス移動のメリット

バスは自家用車や電車と違い伊勢神宮内宮の鳥居直前までいくことができます。そのため、歩く距離を最大限に減らすことができます。

また、バス専用レーンを使用して向かうため、道路の混雑の影響を受けにくいのがバスの特徴です。

バス移動のデメリット

バス移動のデメリットはなんと言っても混雑です。道路上では影響を受けないものの、バス乗り場の前には長蛇の列ができ、予定していた時間帯のバスに乗れない場合があります。余裕を持ってバス停に向かうことをオススメします。

自家用車での移動

混雑が予想されますが自家用車での移動も不可能ではありません。筆者は今まで2度自家用車にて年越し参拝に行ったことがあります。気をつけるべき点はデメリットの項目にて紹介していきます。

自家用車での移動のメリット

歩く距離も少なく済み、荷物も多く持っていくことができます。お土産などが増えても安心。

また、駐車料金は1000円なので、割る人数によってはバスや電車を利用するよりも安く伊勢神宮に行くことができます

自家用車での移動のデメリット

最大のデメリットは交通規制です。内宮・外宮周辺は12月31日から1月5日にかけて通行禁止や一方通行になる交通規制が実施されます。そのため、かなりの渋滞が予想されます。

また、駐車場の数に限りがあるため、内宮はすぐそこなのに駐車場待ちで新年を迎えてしまう、、という事態にもなりかねません。私も実際に経験しました。

バスと同様にかなり時間にゆとりを持って行くことをオススメします。

おすすめの巡り方

伊勢神宮木漏れ日

おすすめの巡り方ですが、新年を迎える瞬間にどこに居たいかによって変わってきます。
大きく分けると、新年を迎える瞬間に

  1. 本殿の鳥居の前にいたいか
  2. カウントダウンムードの漂う太鼓櫓付近にいたいか

です。

どちらも混雑するのはもちろんですが、本殿の鳥居の前は新年を迎える2時間前ほど前から身動きの取れない状態になります。先頭の人が新年を迎えるまでお参りをしないためです。

太鼓櫓付近はもちろん混雑はしていますが、身動きを取ることができ、近くに屋台やトイレがあるので、私は毎回新年を太鼓櫓付近で迎え、人が引き始めた頃に本殿に向かい参拝を行なっていました。

まとめ

以上がおすすめの交通手段、巡り方です。防寒や人混み対策に気を配りつつ、伊勢神宮で思い出に残る新年をお迎えください。