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アメリカ学生ビザ(F-1)申請の方法を解説!ビザ申請は代行なしで出来る!

世界地図

みなさんこんにちは、HOW TO TRAVELです。

本記事では、アメリカ学生ビザ(F-1)申請の方法を実体験に基づいてお伝えします。
私自身、F-1ビザを用いてアメリカに留学中なのですが、ビザ手続きは確かにわかりづらかった&面倒だった記憶があります。

そこで自分の時は全く視野に入れていなかった代行サービスを調べてみたところ、約5万円、、、、、、

断言しますが、「代行サービスが必要なほどの煩雑さ」ではありません!

公式HPの情報量が膨大なため、情報の取捨選択に苦労したり、重要だからこそこれであっているのか不安になると思うので、噛み砕いてわかりやすく解説したいと思います。
なお、質問があればTwitterにてご気軽にお寄せくださいね。

F-1ビザとは

学生

F-1ビザについて公式HPではこう記されています。

最も一般的な学生ビザです。米国内の認定大学、私立高等学校、認可された英語プログラムなどで教育を受けることを希望する場合は、F-1 ビザが必要です。週18時間以上の授業を受ける場合も F-1 ビザが必要です

引用:https://www.ustraveldocs.com/jp_jp/jp-niv-typefandm.asp

私は、アメリカにある4年制大学に交換留学生として留学するので、F-1ビザを申請する必要がありました。学生ビザとしては、もう1つM-1ビザもありますが、そちらは専門学校に通う際に必要になるようです。全ての留学にビザが必要というわけではなく、「滞在90日以下」、「週の授業時間が18時間以下」の場合はESTAの申請のみで渡航が可能です。

用意するもの

本の山

ビザ申請には以下の書類が必要です。

  • 非移民ビザオンライン申請書DS-160フォーム
  • I-20
  • 米国滞在予定期間+6ヶ月以上の残存有効期間があるパスポート
  • 過去10年以内の古いパスポート
  • 証明写真(5cm×5cm)
  • 面接予約確認書

1番厄介なのはDS-160フォーム。私の体感では、「ビザ申請めっちゃ時間かかった、、」「ビザ申請めんどくさかった、、、」という人のビザ申請とは主にDS-160の入力を指しています。

私は過去にESTAアメリ渡航したことがあったので、面接を受けていないのですが、D S-160さえ入力してしまえば、あとは必要書類を印刷して送付するだけなので安心してください!

①DS-160の入力

ではDS-160の入力に関して順を追って説明していきます。留学先の住所なども入力しなければいけないので手元にはI-20を用意してください。

まず最初の難関はフォームを見つけることです。

え?ってなりますよね。私はここで何度もやる気を削がれ手をつけ始める時期が遅くなってしまいました。

アメリカ大使館のHPは情報量が膨大でそもそもフォームを見つけるのが難しいんです。

米国ビザ申請の学生ビザのページを開き、「申請必要書類」の中から、リンクが掲示されているDS-160 ウェブページ飛ぶまでは問題ありません。しかし、この概要欄にある「DS-160オンライン申請書の作成」をクリックすると、、

画像引用:https://www.ustraveldocs.com/jp_jp/jp-niv-ds160info.asp

なぜかフォームではなくてガイドラインに飛んでしまうんです。初めての申請でフォームがどういったものか想像できない状態でこのループに陥ると焦りますし、やる気を削がれます。このガイドラインにもクリックできる青文字の部分は多くありますが、自分調べではこのページからフォームにアクセスはできません。

ツッコミどころが多いのは次です。このページを諦めてDS-160 ウェブページに戻り、先ほどクリックした概要欄をスルーして詳細情報にある青文字の「DS-160オンライン申請書の作成」をクリックします。さっきと全く同じ文言です

画像引用:https://www.ustraveldocs.com/jp_jp/jp-niv-ds160info.asp

そうすると、、、

画像引用:https://ceac.state.gov/GenNIV/Default.aspx

申請フォームが出現します!!!!!!

ダンジョン味がすごいですが、ここでやっとスタートに立てます。

手続きを終えてから見るとなんとも面白いですが、皆さんはそんな苦労しなくていいので、以下のリンクからフォームに飛んでください。

DS-160オンライン申請フォーム


それ以降の手続きはここまでと打って変わって動画が丁寧に説明してくれています。

オンラインビザ申請動画

ビザ申請ということで大文字小文字問題や飛ばしていい質問など、何をするにも不安に思いますが、この動画通りに進めれば大丈夫です。

後半にあるSEVIS情報の入力時にI-20が必要になります。動画でも説明がありますが、質問数はかなり多く、一気に行うのは難しいです。こまめにセーブして、入力が消えてしまうのを防ぎましょう。

最後のページは面接、郵送時に必要になるので印刷し、念の為PDFでも保存しておくと安心です。

②写真の用意

動画ではオンライン申請フォームに写真が上手くアップロードできなくても問題ないと紹介されており、容量以外指定も特にありません。

しかし、面接または郵送時には規定通りの写真を提出する必要があります。


ビザ用写真の要件はこちら


証明写真機で撮影しても問題ないのですが、サイズを微調整したかったこと、何度も取り直したかったこと、安く済ませたかったことの3点から、携帯で撮影して加工のみこちらのサービスを利用することにしました。

https://www.freedpe.com/

写真を撮った後に背景選択、サイズ変更ができます。500円で貰えるのはデータのみで、添付写真を印刷する際はファミリーマートかローソンで1枚につき30円で印刷できます。

やたら細かい比率を気にしながら制限時間のある証明写真と格闘するのは大変なので、納得いく写真を選んだ上で(写りも含めて、、、)ビザの要件に調整できるのがよかったです!

③SEVIS費用を支払う

SEVISとは、Student and Exchenge Visitors Infomation Systemの略称であり、F-1、M-1、J-1ビザを申請する場合、I-20を発行する際に留学先の学校が登録します。

なので、手元にI-20がある場合は既に登録されているということ。I-20に記載されているSEVIS IDを使用して各自で支払いを済ませなければいけません。費用はF-1ビザの場合200ドルです。

SEVISwebページ

画像引用:https://www.fmjfee.com/i901fee/index.html

こちらのリンク先にて「PAY I-901 FEE」を選択し、求められた情報を入力します。

支払いが済めば、SEVIS費用を支払った確認として「I-901 SEVIS費確認書」が発行されるので、ダウンロードして印刷し、面接時または郵送時に提出してください。

④プロファイルを作成する

ビザ費用の支払い、面接予約、郵送申請にはプロファイルを作成する必要があります。

​​プロファイルの作成はこちら

先ほど作成したDS-160とは異なるので「New User?」をクリックしてプロファイルを作成してください。

⑤ビザ申請料金を支払う

プロファイルに入り、メニューから「面接予約申請・郵送申請」をクリックします。

ビザの種類や申請場所を確認し、正しければ支払い方法を選択して決済してください。

申請が通らなかった場合でも、間違えて二重決済してしまった場合でもビザ申請料金は返金されません。緊張感をもって決済に臨みましょう。

決済が完了すれば受付番号が表示されるので、受付番号を用いて面接予約を進めます。

⑥必要書類を郵送する

過去にESTAを用いてアメリカに入国したことのない皆さんに私が伝えられるのは残念ながらここまでです。

これ以降の手順はESTAでのアメリカ入国有無によって変わってきます。無い方は、面接を予約し直接足を運ぶ必要があります。

ある方は、郵送手続きへと移っていきます。

  1. 日本国籍を有する
  2. 日本に滞在している
  3. F、Mまたは一部のJビザ(中高生、大学生、教授、研究者、短期滞在学者、専門家に限る)を申請する
  4. 日本、米国、またはその他の国で逮捕されたことがない
  5. 次のいずれかの条件を満たしている:
    1. 過去にESTA電子渡航認証システム)を利用してビザ免除プログラムで渡米したことがあり、ESTA申請が却下されたことがない。
    2. ビザの種類に関わらず、14歳以降に米国ビザを発行されたことがある。

この条件を満たした方は、面接なし&郵送でビザ受け取りができます。

まずは先ほど料金の支払いを行ったプロファイルに入ります。郵送でビザ申請ができるかどうかを見極めるためいくつか質問されるので、それに答えます。主に上記の資格についてです。

ダッシュボードから「郵送・更新申請確認書」を印刷し、以下の書類とともにレターパックに入れて郵送します。

  • DS-160確認ページ
  • 証明写真1枚
  • 現在有効なパスポート
  • (ある場合)過去10年以内に発行された古いパスポート
  • 郵送・更新申請確認書
  • SEVIS費確認書(I-901)
  • I-20(フォームに署名と日付をしたもの)

パスポートを郵送するのはどきどきしますが、日本郵政を信じて原本を投函しましょう。私は書類の不備が怖かったので、担当の方が確認しやすいように種類ごとにホッチキスでまとめ(I-20など複数枚のもの)、付箋でこれが何かを明記し、クリアファイルに入れて送りました。大は小を兼ねるので、不安な方は手続きに発生した書類を全て郵送するくらいの気持ちでいいと思います。全てそのまま返却されます。

⑦手元にビザが届く

お疲れ様でした!不備がなければビザが手元に届きます。この進捗状況も先ほど作成したプロファイルから確認できますが、私はなぜか上手くシステムが働かなかったです。そういった場合でもレターパックのご依頼主保管番号で追跡できるので安心してください。

提出した書類とパスポートの1ページにビザが貼られて返却されます。初めての申請の場合は、「これだけ?」となりますがこれだけです。(笑)

今後、空港で入国手続きをするときにもビザでの入国と告げるとセットでI-20の提示が求められました。友人はそのまま回収されたそうです。今回使用した書類はそのまま渡航に合わせて持っていくと安心だと思います。

まとめ

アメリカの街

いかがでしたでしょうか。とにかくビザの種類が多いことと一部の手続きが英語なので、自分に該当する情報を探し出すだけでも苦労しますがこうやって文字にしてみると簡単です。外部サービスを使用せずにも大丈夫と感じていただけましたか?

今後も海外や旅行に関して有益な情報を届けていきますので、Twitterのフォローとブログのチェックをお願いします!